Oracle 10g Express Edition(XE)の導入
製品の入手方法(ダウンロード)
日本では公開されていないため、USのOTNよりダウンロードする。
http://www.oracle.com/technology/software/products/database/xe/index.html
現時点(2007年8月)でのリリースは
Oracle Database 10g Release 2(10.2.0.1) Express Edition
(1)Oracle Database 10g Express Edition (Universal)
OracleXEUniv.exe (216,933,372 bytes)
日本語などをサポートするが、初期データベースはMulti-byte Unicode「AL32UTF8」で作成されるので注意。
(2)Oracle Database 10g Express Client
OracleXEClient.exe (30,943,220 bytes)
サーバ以外からアクセスする場合にクライアントに導入する。
(3)Oracle 10g Instant Client
SQL*Plusを使用する程度であればInstant Clientの利用が容易、特にインストールが不要で展開するのみで使用可能となる。
http://otn.oracle.co.jp/tech/oci/instantclient/instantclient.html
インストール
(1)ダウンロードしたEXEファイルを実行する。
(2)「使用許諾契約」画面で「使用許諾条項に同意する」にチェックする。
(3)「インストール先の選択」画面でインストールするディレクトリを指定する。
(4)必要に応じて「HTTPリスナーポートの選択」ダイアログが表示され、Oracle Application Expressで使用するポート番号の設定を行う。(ポート8080を使用しているアプリケーションが動作している場合にのみ表示される。)
(5)「データベース・パスワードの設定」画面でシステムのパスワードを設定する。
アンインストール
コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」から行う。
Oracle Application Express(従来のHTML DB)のポート変更
HTTPポート番号はデフォルトとして8080を使用しているが、導入した後でポートを変更する場合は、以下の手順となる。
注)インストール時に8080のポートを使用しているアプリケーションがある場合はポート番号を変更するようダイアログが出てくる。
(1)listener の稼動していることを確認
C:\>LSNRCTL STATUS
C:\>LSNRCTL START(2)SQL*Plusから設定の変更を行う
C:\>SQLPLUS
/NOLOGSQL>CONNECT
SYSTEM/passwordSQL>EXEC
DBMS_XDB.SETHTTPPORT(nnnn);注)nnnn:新しく設定するポート番号
PL/SQL procedure successfully
completed.SQL>EXIT
(3)スタートメニューに登録されているショートカットのURLアドレスの変更
テキストエディタなどを利用して、スタートメニューに対応した以下のファイル(ショートカット)のURLの記述のポート番号を変更する。
「Oracle Database 10g Express Edition」-「データベースのホームページに移動」
C:\oraclexe\app\oracle\product\10.2.0\server\Database_homepage
「Oracle Database 10g Express Edition」-「ヘルプの取得」-「オンライン・ヘルプを読む」
C:\oraclexe\app\oracle\product\10.2.0\server\Online_help
参考)
OracleR Database Express Edition 2 Day DBA 10g Release 2 (10.2) Part Number B25107-01
4 Managing Network Connections
To change the listener port number for HTTP connection requests
http://download.oracle.com/docs/cd/B25329_01/doc/admin.102/b25107/network.htm#BHCBABJB