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Updated : April 2013

UAとANAの航空運賃の差


ユナテッド航空とANAの提携により、両社のコードシェアしている便を組み合わせて使用しても同じ料金で利用できるようになっています。
私自身は国際線区間はANAのサービスを受けたいので、ANA国際線+UA米国内線という組み合わせを良く利用しています。この予約は、ユナイテッド航空のWEBサイト、ANAのWEBサイトのどちらでもできるのですが、以前から表示される合計運賃に若干の差があることに気づいていました。
そこで、両者を詳細に比較して確認してみました。

全く同じ旅程で予約を作り比較してみました。どちらもエコノミークラスの一番安い料金のものということで、UAは「Fly Fares 50」という予約クラス「L」のもの、ANAは「エコ割50」での予約です。

ANAのWEBサイトでの予約例
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UAのWEBサイトでの予約例
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表示のされかたには違いがありますが、運賃など基本的には同じようですが、結果として600円の差がありますので、詳細を見てみる必要があります。

ANAの内訳詳細
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UAの税金/手数料の詳細
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運賃の詳細内訳を比較するため、同じ費目を並べてみました。

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比較してみると「International Surcharge」と「航空保険料及び燃油特別付加運賃」の項目の差とわかりました。
つまりANAの方は、「航空保険料」の分だけ高くなっているようです。
実際にANAのWEBサイトで調べてみますと、「燃油特別付加運賃 / 航空保険特別料金について」に「国際線1旅客1区間片道当たり300円」という記載があります。
この航空保険特別料金というものがANAでは徴収され、UAでは支払う必要がないということのようです。
少しでも安くという人は、UAのサイトを利用することで往復分の600円を安く済ませることができるということです。

最後に個人的な、各WEBサイトのメリットは以下のようになります。

UAのメリット
・「24時間以内変更可能予約ポリシー」があり、WEBサイトで予約したものは24時間以内であれば、キャンセルが無料でできます。(キャンセル不可の予約であっても全額返金してくれます。)
 この予約取消は、WEBサイトでもできますが、サービスデスクに電話して行ってもらう方が確かです。(返金処理は結局人手を介するので、WEBから行っても無料かどうかの判断待ちで返金が止まっていることがあります。)
・予約システムでの検索結果の表示の選択肢が多く、特にアメリカ国内線に乗り継ぐ場合はUA便ですので有効です。
・アメリカ国内線はUA便ですので、MileagePlusの上級会員はエコノミープラス席の事前アサインが可能です。

ANAのメリット
・UAからANA便を予約する場合はコードシェア便となり、指定できる席数の制約があります。またシートマップからの事前座席指定ができません。(コードシェア便の場合は運航する航空会社の方が良いということになります。)
・ANA便を使用する場合、機内販売の免税品を「プリオーダー」といって事前に予約することができます。人気の商品なども間違いなく購入できます。特にお酒の好きな方は、有名な銘柄のANA特製焼酎が定期的に販売されていますので、事前予約することで忘れずに購入できます。

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